和紅茶とお酒は相性がいい～ウイスキー編～

和紅茶で割ってみよう！

スタンダードで飲みやすいのは、アイスティーで割る「ウイスキーの紅茶割り」。

近年「ウイスティー」という名称で広まってきている飲み方です。

和紅茶とウイスキーの香りがうまく調和して、非常におすすめです！

～材料～

• お好みの和紅茶（アイスティー） …120～200ml ※今回はささら屋「ほうじ和紅茶 あかり」を使用
• お好みのウイスキー…30～50ｍl ※今回は「南アルプス マスターズブレンド」を使用
• 氷…グラス一杯分
• お好みで柑橘 ※レモン、オレンジがおすすめ

～作り方～

1. お好みの和紅茶でアイスティーを作る。お湯で出しても、水出しでもOK
2. グラスに縁を超えないくらいの量の氷を入れる。
3. グラスにウイスキーを1、和紅茶を4の割合で入れ、ステアする。
4. お好みで柑橘を飾る。

個人的には紅茶の渋みや香りをしっかりと感じるお湯出しのアイスティーがおすすめ。ウイスキーの強い風味と相性がよく、和紅茶の味が負けない組み合わせで楽しめます。柑橘を絞っても◎。

ボリュームのある肉料理にも合い、後味の強さを楽しめる組み合わせになります。

水出し紅茶の場合は、すっきりとした甘みがウイスキーを引き立てるようなポジションに落ち着きます。

和紅茶の香りは少し弱めですが、食事の終盤にはちょうどいいくらいの塩梅で飲みやすいです！

和紅茶を浸けてみよう！

紅茶の香り、存在感を出したいなら、お酒に茶葉を浸ける方法がおすすめ！

前回の焼酎編で、焼酎と茶葉を漬け込んで作る方法をお伝えしましたが、ウイスキーもこの方法でオリジナルの浸け込み酒が作れます。

癖がある分ジュース割や炭酸割などにしても楽しめます。

～材料～ ※450ml瓶～

• お好みの和紅茶 …5～6g ※今回は「平岡園 三富紅茶」を6g使用
• お好みのウイスキー …350ml ※今回は「南アルプス マスターズブレンド」を使用
• 瓶 ※煮沸済みのもの
  ※飲む際は炭酸水、水などお好きなものを用意してください。

～作り方～

1. 煮沸済の漬け込み用の瓶に、ウイスキー、茶葉を入れる。
2. 蓋をしたら軽くゆすって茶葉を馴染ませて、暗所で最低3時間～半日ほど浸ける
3. 氷を縁のぎりぎりまで入れたグラスに②を25～50ml取って、お好きな割りもので割る。

浸出させる時間が長い分、色も香りも格段に強くなりますが、浸けすぎると渋みが強くなるので茶葉は1日くらいで取り出してOK。

色々な品種を浸け込んで、飲み比べをしても楽しいですね。

こちらは友人のお店で試飲をしてもらった時の写真。

ウイスキー以外にもバーボンやジンなどに浸けています。

ウイスキーと紅茶の香りは相性がよく、どちらも強く香るけれど調和が取れて、絶妙なバランスが癖になります。

お酒が強い方はロックでも美味しいですが、ジンジャーエール割やジュース割が飲みやすくておすすめです。

こちらの浸け込みウイスキーを使ったアレンジを下に2つ載せましたので、ぜひそちらもどうぞ。

～浸け込み酒アレンジ①オレンジジュース割～

和紅茶を漬け込んだウイスキーで作る、贅沢なフルーツティー風の飲み方です。

浸け込みウイスキーのジュース割は、強いお酒や炭酸が苦手な人におすすめ。

紅茶の風味が感じやすい＆果汁の酸味で飲みやすく、簡単なのに見た目が凝っている感じが出るので、自宅飲みにも取り入れやすくて便利なレシピです。

～材料～

• 浸け込みウイスキー …30ml
• オレンジジュース（100％） …120ml
• 氷 …大きめのものをグラス半分くらい（ロック用の丸型氷があれば◎）
• オレンジスライス …お好みで

～作り方～

1. グラスに氷を入れて、浸け込みウイスキーを入れて軽くステアする。
2. オレンジジュースを静かに注ぎ、ステアする。
3. お好みでオレンジスライスを浮かべる。

お酒を100％ジュースで割るのはスタンダードな飲み方ですが、和紅茶を浸け込んだウイスキーで作るとかなり贅沢で大人な感じに仕上がります。

全体のバランスがいいのはオレンジジュース、甘いほうが好きな方にはパイナップルジュース割もおすすめです。

～浸け込み酒アレンジ②チャコラシカ～

ニコラシカという、ブランデーを使ったショットカクテルがあります。

こちらをアレンジしたのが和紅茶浸け込みウイスキーで作った＜チャコラシカ＞。

レモンと砂糖をかじって、口の中で完成させるカクテルに、紅茶の香りが加わると…？

～材料～

• 浸け込みウイスキー …適量
• レモンスライス …1杯につき1枚
• グラニュー糖 …適量（1杯につき2～3ｇ）
• ショットグラス（40ml）

～作り方～

1. 浸け込みウイスキーをグラスの5分目～8分目くらいまで注ぐ。
2. レモンスライスをグラスにかぶせて、ふたをするように覆う。
3. レモンの中心に、グラニュー糖を山になるように盛る。

レモンでグラニュー糖を挟むように折って果肉ごとかじり取ったら、ウイスキーを口に含んで一気に飲み、口の中で混ぜ合わせる「飲んで完成するカクテル」です。

ショットなのでかなり強いお酒ですが、レモンの酸味と砂糖の甘味、鼻に抜けるウイスキーと和紅茶の香りが一気に襲ってくる感じが癖になります！

美味しいですがショットカクテルになりますので、飲みすぎにはくれぐれもご注意を。

こちらの飲み方の考案にあたり、東京都板橋区大山にある「ドリルレコード」さんにご協力いただきました。ありがとうございました。

～まとめ～

今回はウイスキーと和紅茶の組み合わせをご紹介しましたが、気になる飲み方はありましたか？

春到来で、自宅飲みの機会が増える方も多いかと思います。

前回の焼酎でもお伝えしましたが、自分の飲みたい作り方とペースで好きに楽しむのが自宅飲みの醍醐味！

そんな楽しいお酒の席に、ぜひSuQChaの和紅茶を仲間に加えてみてください。

次は、浸け込み写真にちらっと出てきたジンを使ったレシピをご紹介する予定です。お楽しみに…