和紅茶のおいしい淹れ方4つのポイント

和紅茶のおいしい淹れ方4つのポイントMV

~おススメのおいしい淹れ方~

〈準備するもの・1人分〉
  • 和紅茶…3g
  • お水 …180cc
  • ティーポット
  • ティーカップ
  • ティーストレーナー
  • ティーコジー(タオル等で代用可能)
  • ティースプーン(もしくは量り)
  1. 器が温まっていると紅茶を抽出しやすいため、予め沸かしておいた湯でポットとティーカップを温めておく。
  2. ポットにティースプーン1杯(3g)の茶葉を入れる。
  3. 水道水(ミネラルウォーターでも可)180ccを小鍋で強火にかけて沸かす。(電気ケトルでも可)
    沸騰直前のフツフツした状態(96~98℃)で火を止める。
  4. 20㎝ほど上の方から勢いよく茶葉めがけて熱湯を勢いよく注ぐ。
  5. 茶葉が浮かんできたのを確認したら蓋をして、ティーコジーをして3分間蒸らす。
  6. ティーストレーナーを使って茶葉をこしながらティーカップに注ぐ。

~茶葉の量~

ストレートティーの場合、1人分あたり茶葉3gとなります。

きっちりと量りたい方にはデジタル秤がおすすめです。

ティースプーンの場合、1杯分は2~3gとなります。

スプーンの大きさは各家庭で異なると思うので、ティースプーンを使って茶葉を量る方は、正しいサイズのティースプーンを1つ持っておくのも良いかもしれません。

~お湯の温度~

美味しい和紅茶を淹れるためには、お湯の温度が重要です。

最も理想的な温度は98℃と言われています。

ただ、98℃ピッタリを保つのは難しいですし、ご家庭に温度計がない方は、試しに沸騰して1~2分冷ましてから注いでみてください。

~お湯の量~

ストレートティー(1人分)の場合、お湯は180cc必要です。お湯の量の誤差でも味が変わるので、きっちり量るようにしましょう。

~使用する水は軟水がおすすめ~

紅茶に使用する水は、一般的に軟水が良いとされています。

軟水がおススメとされている理由は、硬水と比べて軟水は紅茶の色や香り、味を楽しむのに最適だからです。

また、日本の水道水は一般的に軟水が多いと言われています。

勢いよく水を汲み入れることにより、空気中の酸素が多く取り込まれます。

そのため元々酸素が含まれていないミネラルウォーターと比べると、酸素の含有率が高くなりジャンピング(ポットの中で茶葉が舞う)が起こり茶葉が開きやすく、紅茶の成分をより濃く抽出することができます。

日本の水道水は一般的に軟水が多いので、気にならない方はそのまま使ってみてください。

~蒸らし時間~

蒸らし時間は3分が理想です。

春摘みの茶葉は、なるべく短い時間で2分半~3分、夏摘みの茶葉は3分~3分半で蒸らすのがおススメです。

可能であれば、ティーポット全体をティーコジーで覆うと、ポットの温度が下がりにくくなります。

~まとめ~

おいしい和紅茶を淹れるためには、茶葉の量・お湯の温度・お湯の量・蒸らし時間がポイントとなります。

茶葉やお湯の量をきっちり量ることで、適正な抽出量となり、最もおいしいと感じる濃さで楽しめます。

また、軟水は空気を含んでいるため、抽出時に茶葉の開きが良くなると言われています。

日本の水道水はほとんど軟水なので、そのまま使うことができます。

紅茶を飲む際の温度もポイントです。

紅茶とスイーツの風味を溶け合わせてゆっくり余韻を感じたいときは、60~65℃。

寿司や焼肉、チーズなど、テンポよくたくさん食べて飲みたい場合は、ややぬるめの40~50℃。

ステーキやハンバーグなど肉料理と紅茶を楽しむときは、常温で飲むと紅茶の旨味を最も感じやすくなります。

品種によって水の量や蒸らし時間は異なるので、都度パッケージの裏を確認し、正確に計量して試してみてください。

分量や時間でこれほど味が変わるのか…と驚かれることと思います。

ぜひご自宅でお試しください!