旬の野菜と合わせて飲みたいお茶

新年あけましておめでとうございます。
2026年がスタートしました。
ついこの間まで「もう2020年か~」なんて話していた気がしますが、気づけばあっという間に月日が過ぎ、その早さに驚かされます。
慌ただしい日々の中でも、日本茶や和紅茶をゆっくり味わい、季節の香りや余韻を感じる時間は、一日一日を丁寧に過ごすための大切なひとときになります。
今年も素敵なお茶との出会いを楽しみながら、心にゆとりのある時間を重ねていきたいですね。
さて今回は、「旬の野菜と合わせて飲みたいお茶」をテーマに、寒い季節ならではの食材と、それに寄り添う和紅茶・日本茶のペアリングをご紹介します。
旬の野菜
12月~2月に旬を迎える野菜は、寒さの中でじっくり育つことで甘みや栄養をたっぷりと蓄えているのが特長です。
■主な旬の野菜■
葉物野菜:白菜、ほうれん草、小松菜、水菜、春菊、菜の花(2月頃~)
根菜類:大根(練馬大根など)、れんこん、かぶ、ごぼう、くわい
■特徴と栄養■
- 甘みが強い:寒さから身を守るため糖分を多く蓄え、味に深みが出ます。
- 栄養価が高い:ビタミンC(大根、ほうれん草など)や、βカロテン(にんじんなど)、食物繊維が豊富で、免疫力の維持や腸内環境を整えるサポートも期待できます。
■おすすめの食べ方■
鍋物:白菜、水菜、春菊、ねぎ
煮物・炒め物:大根、れんこん、かぶ
漬物:大根(たくあん)、かぶ、野沢菜
和紅茶のペアリング
旬の野菜をシンプルに味わうのも魅力ですが、「どう取り入れればいいの?」と迷う方もいるかもしれません。
そこで今回は、冬によく登場する定番メニューと、それに寄り添うお茶のペアリングをご紹介します。
■冬野菜たっぷりのキムチ鍋 ×香駿 (こうしゅん)
(茶葉:千代乃園さん)
白菜や大根、ニラなど、冬野菜がたっぷり入ったキムチ鍋。
発酵の旨みと唐辛子の辛味が食欲をそそる、寒い季節の定番料理です。
「香駿」は柑橘を思わせる爽やかな香りと軽やかな渋みが特徴。キムチの辛味をすっと洗い流し、口の中をさっぱりと整えてくれます。鍋を囲みながら、つい「もう一口」と箸が進む相性の良さです。
■お汁粉 × ほうじ和紅茶 あかり2025
(茶葉:ささら屋さん)
お正月に余った切り餅でお汁粉を作るご家庭も多いのではないでしょうか。やさしい甘さのあんこと、もちもちのお餅は冬ならではのごちそうです。
ほうじ和紅茶あかりは、ほうじ茶の香ばしさと和紅茶ならではのやさしい甘みを併せ持ちます。お汁粉の甘さを引き立てつつ、後味を軽やかにまとめてくれるため、最後まで心地よく味わえます。
■漬物 × 青焙じ茶 馨し(かぐわし)
(茶葉:末吉製茶茶房さん)
食卓にあると、どこかほっとする存在の漬物。大根やかぶなど、冬野菜を使った漬物は旨みがぎゅっと詰まっています。
青焙じ茶 馨しは、焙じの香ばしさに加え、青々しさを残した爽やかな風味が特長。塩味の効いた漬物とよく合い、食事全体をすっきりと整えてくれます。食後のお茶としてもおすすめの一杯です。
おわりに
お茶は、さまざまな料理に寄り添える懐の深さがあります。
特に冬野菜は栄養価が高く、体を内側から支えてくれる存在です。そこに温かいお茶を添えることで、食事の時間がより豊かになり、心まで温まるひとときへと変わっていきます。
冬といえば、鍋や煮物、あたたかい甘味。
ぜひ、いつもの食卓に和紅茶を添えて、季節の味わいをゆっくり楽しんでみてください。
今年も、皆さまにとって「お茶のある時間」が、日々にやさしく寄り添う一年となりますように。